『不整地直線番長決定戦&キングオブヒルクライム』レポート
一週間程前から、台風の発生及び進行状況にドキドキハラハラしながら迎えた開催当日、おかげ様で台風も前々日辺りから進路を変え、太平洋上へと去って行き、ホッと胸をなで下ろした。

土曜日の夜にコース入りし、久々に会う方々との酒も進み、深夜11時頃には「意識不明」となり早々と寝てしまった…
開催当日の朝、目覚ましで目を覚ますと「朝露」で辺り一面は湿っており、空を見上げれば曇っていて「一雨、来るかな?」と不安げになりながら、朝の段取りを黙々と済ませる。
午前中の競技は、クラス別の「不整地直線番長決定戦」で、とりあえず、雨も本降りにならなければ競技進行や安全面もあまり問題無く、雨が降らない事を願ったのだが、やはりパラパラと来ました…(T_T)
ですが、降雨量も降雨時間もほんの少しだけで、ホッとしました。
今回、初開催となった「不整地直線番長決定戦」は、やはり肝はパワー勝負で、パワーのある車を上手く、スタート→ゴールまで走らせてナンボの勝負だ!
だが、いくらパワーがあってもスタートダッシュがイマイチだったり、シフトミスを失敗すれば「即、敗退」につながる…
いわゆる、100メートル程の直線に全神経を集中し、いかに上手くスタート出来、トルクバンドを生かし、素早くシフトアップしてゴールするかだ!
やはり、どのクラスも車の作り方や、過去にチューニングカーで散々楽しんで来た方が、上位に君臨する。
各クラスの結果は、別ページのリザルトを見て下さい。 各クラスの番長には、主催者から賞金が授与され、欲張りな番長達の為に「ダブルアップ制度」を設けて、ミニクラスの番長には、一つ上のクラスの番長とタイマンを張り「ダブルアップしますか?」と尋ねれば「No!」との返事が…
その上の番長にも、クラスSPLの番長とタイマン張りますか〜?と問い尋ねても、やはり「No!」の返事が…
貪欲だったのは、クラスSPLの番長に君臨した八幡 隼人選手で、私からの「ダブルアップしますか〜?」の質問に「当然!」の返事が!
ダブルアップタイマン勝負の相手は、主催者の私で、私も負けるつもりは無かったのだが、あえなく負けてしまい、更なる追金を剥ぎ取られる始末となってしまった(T_T)

そんな展開で、午前中に「不整地直線番長決定戦」は、幕を閉じ、お昼休みを挟んで午後からは「キングオブヒルクライム」の始まり始まり〜!
この競技は、クラス分けは無く、全車が同じ土俵の上で一発タイムアタックで、中腹の極悪V字を改修した事により、ゴール手前で横転リタイアした2台を除き全車がスムーズにゴール!
周りからは「あまり楽過ぎるのでは?」との声も…
いずれにせよ、楽過ぎても難し過ぎても面白みは半減する。ただ結果的には、出来る限り安全面に配慮し、尚且つ競技の運営をスムーズにし、参加者もギャラリーも楽しめるようにする事に尽きるのが主催者だと思う。

今回のイベントに参加者もギャラリーも「充分楽しめた!」との声が聴けたので、今後は、いかに運営や競技を吟味し、更なる面白味を追求する事が我々主催者の宿命だと思う。 参加者皆さ〜ん、ギャラリー皆さ〜ん、来春も、この地ワーストランドにて、開催しますので宜しくお願いしまぁ〜す(^-^)ノ~~

最後になりましたが、スタッフ皆さんもお疲れさまでした〜m(_ _)m

廃道走破隊代表 奥山 博幸


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