←戻る
No.152
先日の事である… いつもの岡山向けで、オートクルーズで「ボケーッ」と走っていると、トンネルに入って突然、けたたましくこだまするV8直管サウンド! 明らかにディーゼルNAの20000tクラスの排気量が奏でる懐かしいサウンドに、もしかして?と思ったら、やはり走ってました『エサ屋』さんが! それも八戸ナンバーと岩手ナンバーの白ナンバー2台が! 車も懐かしい2代前のプロフィアとザ・グレートだ。 見るからに、全てのタイヤがぺちゃんこで、車体の揺れは、まるでノーサスの族車に近い揺れ方を時折見せて、明らかに積載量が30トンクラスだな!と一目瞭然だ。 でもなぜ、こんな時間に、こんな場所を?と思いきや、噂に聞いていたのだが、エサ屋さん御用達の九越フェリー(九州〜新潟航路)が廃止になったらしく?過積載車両のオアシスとも呼べる九州行きのフェリーは、大阪の南港まで自走しなければフェリーには乗れない。 陸路にて、検挙でもされようものなら、最大積載量の3倍も4倍も積んでいるのだから、即1発免停当たり前!下手すれば免許取り消しもありうる… やはり追い越しがてら、窓越しに運転手の顔をチラ見すれば、眉間にシワを寄せ坊主頭にメガネの絡まれたら怖そうな「おんちゃん」と目が合ってしまった… その表情からは、リスクの高すぎる仕事内容がヒシヒシと伝わって来る… トラックは、環境及び燃費に優しい、少排気量直6インタークーラーが主流の現在、敢えて環境に厳しく燃費の悪い大排気量NAのV8を選び乗り、それを誇示するかの如く「直管」である! 好きだなぁ〜、その男意気! どうか検挙されずに生き伸びて下さいよ〜!! 最後になりましたがザ『エサ屋』とは、我々トラック業界用語であり、養殖魚(ブリ、ハマチ、マダイ等)のエサや、遠洋漁業(釣り船も含む)用のエサを専門に運ぶ、ハイリスクなカリスマ運転手達である。 主にエサと呼ばれるのは、イワシやアジ、オキアミ、メロウド、またサンマ等の小さなサイズもエサとなる。 養殖魚達もエサ次第で味が変わるらしく、養殖業者もエサに対して、結構なこだわりを持つ業者も最近は多いらしい。 白ナンバーの冷凍車(中には緑ナンバーもいます)、タイヤは、ぺちゃんこ、超シャコタン、そんなトラックは間違いなく『エサ屋さん』です! クセが強過ぎる方が多いので、不用心には近づかぬように!ただ、腹を据えて喋れば「イイ奴」ばかりです!
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
/
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
/
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
:
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
投稿メアドorパス:
-
レッツPHP!
-
プチパレ
-