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No.228
添付した画像は、ガソリンエンジンのスパークプラグにもよく似た「噴射ノズル」である。 この噴射ノズル、我々の愛車に搭載されるディーゼルエンジンには必要不可欠で、下手すればエンジン本体や噴射ポンプ並に重要なパーツであるのが皆さんは、御存知だろうか? 燃料である軽油は、燃料タンクから配管を経由し、燃料フィルターへ、そして再び配管を経由し噴射ポンプへ、そこから鋼管を通り噴射ノズルへと行き、噴射ノズル内で高圧縮された燃料は、先端で霧状になって燃焼室へ噴射され空気と混ざり、ピストンに圧縮され燃焼し、原動力のパワーへと変換される! その行程で、噴射ノズルが疲れてたり、劣化してる場合、ディーゼルエンジンは如実にパワーに表れ、本来のパワーを発揮しない… どのような事か?というと、噴射ノズルというパーツは、径年劣化や、いたずらにポンプの噴射量を増やしたりする事によって、ノズルの先端に着いている「チップ」が傷み、噴射する燃料を綺麗に噴霧化できなくなって、結果的に「不完全燃焼」を引き起こし、本来のパワーが全然引き出せなくなってしまう… では、その噴霧ノズルの劣化をどのように見極めるのか?というと、至ってカ・ン・タ・ンです(*^-^)b ピストンリングやタービンの軸受け(メタル)が減っていると、燃焼室へオイルが入り込み、燃料と一緒に燃えて「白煙」となった排気ガスが排出される。 だが、オイルが減ってなく白煙の排気ガスの場合、殆どのトラブルは噴霧ノズルが怪しく疑わしい。 エアクリーナーや燃料フィルター、各部異常が無いのに、白煙が多く、エンジンのレスポンスが悪いとか、パワーが無い感じがする…といった時の要因は、真っ先に疑わしい。 ちなみに、白煙が少なくとも、結構な距離を走ってたり、年数が経ってたりする車も、噴射ノズルを新品に換えたり、オーバーホールによって、パワーが蘇ったり、燃費向上したりと良い事ずくめ('-^*)/ 決して安い部品では無いが、実際に交換やオーバーホールをして、体感出来るメリットは大きいと思う。 私のサファリも、ノズルが調子良い時と、そうで無い時は、天と地くらいの差があり、ノズルが調子悪いと、エンジンのレブリミットの5000回転までの回りは鈍いし、ロケットスタートは出来ないし、マフラーからは、まるで30年くらい前の2サイクルバイクみたいに白煙の嵐である! 周りの方からは「あんたのサファリは、白煙を吐いたり、黒煙を吐いたりと忙しいな…」と嫌みのように言われるが、私は逆に排気ガスや音などで不調や絶好調を訴えるサファリが生き物みたいで、可愛く思える。 旧車ゆえに…かな?
添付(1253142340.jpg)
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