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No.280
最近は、全くと言って良いほど「ビッグボア」だとか「ショートストローク」なんて耳にしなくなったし、あまり会話にも出てこなくもなった。 エンジンという「内燃機関」は、内径(ボア)×行程(ストローク)×器筒数で排気量が決定し、ボアの大きさに対するストロークの長さで基本的なエンジン特性が決定する。 それが、どのようなことか?というと、高回転高出力を必要とするスポーツカーなどは、ボアに対してストロークが短いし、重い荷物を積み、スタートから低回転高トルクを必要とするトラック等はボアに対してストロークが長いのが基本的なエンジン特性である。 他にもボア×ストロークの特性に深く関係してくるのが、エンジンの「吹け」の良し悪しも関係してくる。 高回転まで一気に軽く回したいのであれば、できるだけストロークを短くし、ボアの広いのが良いし、クロカン重視の、とにかく低回転から「トルク!」が欲しい!って人は、やはりボアに対してストロークの長いエンジンだ! まぁ、そもそもクロカン車やトラックに搭載のディーゼルエンジンの殆どがロングストロークの特性を持つ。 しかし、サファリに搭載の「TD42」というエンジンは「スクエア」と呼ばれ、ボアの数値とストロークの数値が同じで、トルク&吹け上がりを重視して設計したらしい。 ただし、先述した以外にも、エンジン内部の構成部品や補器類などによって、そのエンジン各種で大きく異なってくるのが現状で、更には過吸器(ターボやスーパーチャージャー等)が付いた場合、エンジン特性はガラリと変わってくる! 例えば、ガソリンエンジンに比べて吹け上がりの悪いディーゼルエンジンも過吸器選び次第で、ガソリンエンジンをも凌駕する素晴らしい吹け上がりのエンジンに「化ける」可能性も多々あり、全く持って「エンジン」という内燃機関は面白い!
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