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No.349
現在みたいに「携帯電話」という無線通信機が無かった時代、世の中のけっこうな数の人々が「アマチュア無線」や「CB無線」そして「パーソナル無線」という無線通信にハマった頃があった。 上記に述べた無線通信手段は、どれもそれぞれの「免許」を必要とし、使える周波数や出力で、やはりハイレベルなのは、なんと言ってもアマチュア無線だ! 凝った方になると庭先に鉄塔を建て、物干し竿よりも長いようなアンテナを数本も浮かべ、自分が受信や送信を行いたい方向(指向性という)へ、回転まで出来るように、ローターまで備え「Hello CQ CQ」と始まる。 次に「CB無線」だが、正確には「シチズンバンドラジオ」と言い、和訳すれば「市民電波」の意味合いである。 CB無線っつうと、いかにも昔のトラック野郎達の違法電波っつうダークなイメージがあるが、30年程昔には、きちんと免許を取得して使える微弱電波の無線機がソニーなどから販売されており、交信範囲は狭く、標高の高い山などからで無ければ、本当に飛ばなかった… そして、パーソナル無線だが、ハイパワーに上げた違法電波だらけのCB無線を減らし、こちらに切り替えさせようと目論んだのがパーソナル無線で、やはりこちらも交信範囲は狭く、大して飛ばない… でも世の中は、飛ばない電波を飛ぶようにする違法機器が発展し、はびこるのは言うまでもなく、結果的には、違法電波のCB無線の後を辿るようになってゆく… 俺達が子供の頃、宝物のような存在だったトランシーバー(無線機)だが、その頃は、現在のような携帯電話という物が出現するとは全く想像もしなかった! 携帯電話や自動車電話が一般的に出て来たのは、およそ30年程前で、当時は、携帯電話っつうより、学生カバンくらいのサイズで、肩に掛けてた大人をたまに見かけたり、超VIPな自動車に装着されており、ステイタスシンボルでもあった! その頃は、通話料も高く、1分あたり100円なんてのは当たり前で、よほど懐にゆとりある富裕層で無ければ所有出来なかった物でもあった。 それから年月を重ねる毎に、広く世間に普及するようになるが、メールやインターネットといった付加機能が備わるまでは、結構な時間を要し、メールなんて出来るようになったのは、今から15年くらい前である。 5年程前くらいから、ソフトバンクからiPhoneが出たのを皮切りに、現在では各携帯電話会社からスマートフォンが発売され、電話機能っつうより、持ち歩くパソコンのような物だ! まさか、こんな時代が来るとは、夢にも思わなかった少年時代、携帯電話は、いったいどこまで進化するのか!?
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