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No.370
ここのところ寒い毎日が続いてますが皆様は、いかがお過ごしでしょうか? 俺の家の周囲の道路は凍てつき、当然の如くアイスバーンになり、日中以外は毎日が氷点下だ! 大概のドライバーは「ゲッ…アイスバーンだ!滑る滑る〜」ってな具合に、氷点下やアイスバーン=「滑る」ってイメージが強くあると思いますが、それは大きな間違いです! 一番滑り易い路面温度は、+の温度〜−5〜6℃くらいまでが一番滑り、スリップし易く、それ以下の温度になってくると、かなり無謀な運転をしない限り、逆にグリップするようになってくる(笑) なぜならば路面温度が高い時は、アイスバーン上に「水分」が浮いている状態になっていて、その水分が曲者で、スリップの一番の原因で、ある意味「潤滑油」の役割を果たしているみたいなもんだ! なので、気温や路面温度が下がれば下がるほど、アイスバーン上にある水分が消えて、逆にグリップするようになってくる。 一昔前、北海道の定期便を走っていた頃、深夜に千歳で荷物を積み上がり、函館港を目指し、Let's Go!、気温は軽く氷点下10℃前後! そして函館港へ向かう途中の美笛峠では、登って行くに連れて、ぐんぐんと気温が下がり、軽〜く氷点下20℃前後まで一気に下がって行く!(笑) そして走りは?っつうと、ミシュランの効かないタイプのスタッドレスで、ドライ路面の時と変わらない走行が可能だった(笑) なので、今時期の北海道は、本州のドライバーからしてみたら逆に走り易く、地元や新潟あたりの方が逆に厄介で、凄く滑り易いアイスバーンになっちまう… だが、例外もたまにあり、東北道の小坂〜碇ヶ関間だけは、かなり冷え込んでいても、路面がワックスでも掛けた?みたいな路面に仕上がっているのが、しょっちゅうで、ホイールベースが長く、10本オールスタッドレスを履き、長さ12メートル、総重量約25トンの大型トラックでも、走っていて「グリップ感覚」が無くなり、髪の毛が逆立つ想いを何度したことか… 皆さんも機会があったら、気温のガッチリ下がる標高の高い場所にドライブでも出掛けてみては? 添付した画像は、過去のまだブルーだった頃、新潟に程近い山形県小国町の山奥の温泉に遊びに行った時の画像です。 バハクロウ、グリップ最高でした(笑)
添付(1359321567.jpg)
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