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No.373
今朝、新聞を見ていると面白い記事を見つけた。 それは、マスコミでも騒がれた青森県酸ケ湯温泉の日本最深記録の積雪566センチという場所で、温泉宿のフロント係長の山形太郎さんという方の取材に対する奮闘記みたいな記事で、読んでいて非常に「大変だなぁ…」とか、思わせる反面、微笑ましく思える文面や、雪は厄介だけど「雪」に対する「恩恵」という事をキチンと理解した素晴らしい方だなぁとも思い、今回の日記に書いた次第である。 以下、面白い文面と感動した文面です。 青森県民は何をやるにしても冬は雪かき。 朝起きたら雪をのけ、会社でも雪かき。 1日長靴で、革靴なんて履きません。 家に帰ったら駐車場、そして玄関も。 青森県人はDNAの中に雪かきが組み込まれているんです。 雪の壁を登った雪原に小さなコブ。 「街路灯です」。 掘ると足元に街灯の傘が現れた。 5メートルの雪の厚みと、だからこそ春を待ちわびる人の気持ちが実感として迫る。 雪解けは4月の中ごろから徐々に始まります。 ブナの木の回りの雪が丸くへこんでくる。 ブナが水を吸うんです。 幹回りがへこんできて雪解けが分かります。 わくわくしてきますよ。 そして一斉に若葉が出てくる。 蛍光の黄色のような若葉。 白黒だった世界が急にカラーになるんです。 色鉛筆のひもを引っ張ると外側が剥けるでしょ。 あんな感じでブナの若葉が出始めると樹皮がむけ、雪の上が茶色になる。 新芽と木くずを見ると春は、いいなあと本当に思う。 日が伸びて、幹の下に土が見え、日差しが当たって水気を含んだ土のにおいもしてきます。 弘前の桜に春を感じます。 桜が散った5月に今度は白に近いピンクのリンゴの花が咲き乱れる。 下にタンポポが咲いて、岩木山が見えて、津軽の春の風景です。 雪は嫌なものと思う人もいます。 でも雪があるので夏は渇水にならないし、田んぼも水に困らない。 降った時は嫌でも、恩恵になっていることを忘れてはいけません。 雪は八甲田の自然の恵みと思えばいい。 以上、記事を中略し、気になる部分のみを取り上げましたが、いいねえ! この人、本当に自然と共存してるって感じが伝わって来ます。 河北新報3月17日朝刊より抜粋 タイトルは「ねぶたまで雪残るかも」より。
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