No.422 日産スカイライン |
最近、忙しい仕事の合間に「ふと思った事」がある。
それは先日、日産プリンスへ行った時にスカイラインのカタログを見てて思った事だ。
俺達のガキの頃からの憧れの車、スカイライン…
スカイラインつっても、ハコスカ、ケンメリ、ジャパン、R30辺りが憧れ〜所有化の年代で、あの当時は、若者がちょっと頑張れば新車で手に入れる事が出来るスポーツライクな車であり、もう少し頑張れば改造もバリバリ出来る手頃な車であった!
それが何だ!現在のスカイラインは、若者には手の届かない高級車になっちまった…
世界最速ハイブリッドだか何だか知らねーが、安いグレードでも300万円以上しやがる!
高いグレードだと、ゆうに600万円超えだ!
現在のGT-Rは、スカイラインの冠を外れたから別物です。
俺の知る限りでは、スカイラインの始祖的な車種が54Aとか54Bで、次の車種が伝説の50連勝を果たしたハコスカで、ラインナップに初代のGT-Rが存在する!
次の車種は、テレビCMで「ケンとメリーのスカイライン」という事で、通称ケンメリとなった。 当然ケンメリにもGT-Rが存在したが、生産台数は、ほんの僅かで、詳しく知りたい方はネットででも調べて下さい。
そして次の車種は、ジャパンで、この車種の後期モデルからターボモデルが登場するが、残念ながらGT-Rは誕生しなかった。 当時のテレビ番組の西部警察でも人気を誇った車種でもある!
そして次の車種からは、R30と型式で呼ぶようになり、ジャパンからの6気筒ターボの継承や4気筒ツインカムのスポーツモデル「RS」も誕生し、後にはRSターボも誕生し、マイナーチェンジを施され、グリルとボンネットが一体化したモデルには「鉄仮面」という愛称もついた。 そして、面白い事にディーゼルも存在した。
次なるモデルはR31で、この車種も残念ながらGT-Rは生産されず、皮肉にもGTs-Rというモデルである。
次のR32から、やっとGT-Rが復活し、再び神話が甦る! 続いてR33、R34とモデルチェンジをし、ここらへんのモデルまでは、GT-Rを除けば若者が頑張れば新車購入出来たモデルだ!
その後のR35からは、先述した通り、GT-Rからは、スカイラインの冠が外れ、スカイラインはなぜか高級車路線を進む。 平行してGT-Rは、世界に誇るスーパースポーツカー路線へ…
現行のGT-Rが出た時、デモンストレーションDVDを日産から貰って観たが、本当に世界に誇れるスーパースポーツカーである!
ただ完璧過ぎて、車好きには「自分の色を出しにくい」モデルでもあり、自分好みに仕上げるには、やはりR34までであろう。
いずれにせよ、日産は色んな車種の方向性を少し間違ってきてんじゃね〜?って思った年の瀬だ。
テレビCMも矢沢の永ちゃんを使うんだったら、大衆車では無く、FUGAとかZやGT-Rに使って欲しいな! 永ちゃんが可哀想でしょうがない…
15/12/29 21:18
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