No.336 至れり尽くせり |
先週末、俺に配車を組んでいる方から「奥山さん、来週始めに特殊な荷物があるんだけど積む?」と問われ、俺的には荷主や荷物が、どうであれ「荷物は荷物!」っつうことで、その特殊な荷物を戴いた。
積み地は、仙台市内郊外の田園地帯にある一軒の農家さんの敷地だ!
そこには、米や野菜が山積みになってて、人も約20人程おり、12メートルの大型トラックを何度も切り返ししながら、やっと敷地内に入れ、入れた途端に皆様方から「ご苦労さん!」という気持ち良い挨拶に始まり、一気に積み込み作業が始まった!
積んだ荷物は、30キロの米が約250袋、大根が約2トン、その他様々な野菜をたくさん積んだ。
途中、一服を挟み約1時間程で積み込み完了(^_^)v
そして、ななな何と出発間際には、「運転手さん、これで途中、メシでも食ってけろ!」って食事代の5千円まで貰った…
ななな何んだ、このピップ待遇は?
荷主さんから食事代なんて戴いたのは、ホント数年振りのことである!
そして、ピップ待遇は荷卸し地の愛知県豊川市でも続く!
夕方5時に豊川インター付近で待ち合わせをし、先導車に連れられて荷卸し地到着!
そこには、およそ3〜40人が待機しており、丁寧にバック誘導をされ、左右のウィングを上げ、アオりを下ろした途端に、ものの30分程で米と野菜で溢れてた満車の箱は、見事空っぽになった!
その後に更なるピップ待遇が待ち受ける!
誘導係の一人が「運転手さん、トラックを建物の反対側に移動して下さい。」
俺は言われるまま移動したら、そこには軽油のスタンドがあって、トラックの燃料まで満タン(265リッター入った)にされた!
その後は、また誘導され、トラックを停めさせられ、今度は歩って大きな食堂に連れ行かれ「カレーとハヤシライスしかありませんが食べてって下さい♪」とのこと…
食事後は、丁寧な挨拶までされ、お見送りまでされた。
こんなピップ待遇の荷主は、生まれて初めてである!
そして、運賃を訊いたら他の荷物よりも明らかに良い!
皆さん、そんな荷主は何者だ〜?って思うでしょ?
それは、とある大きな宗教団体様から依頼された荷物でした!
その場を去った後、会社へ電話し「社長、荷主さんから燃料満タンに入れて貰ったよ〜(^∀^)ノ」って言ったら「奥山君、その荷物を毎日貰ってくれ!」なんてアホなことをほざきやがる…
でも、今時有り難いよね、出来るだけ運転手の負担を減らし、食事代まで与え、そして燃料まで入れてくれるなんて、普通の企業等の荷主さんでは考えられない事だらけ!
そして、最後に思ったのが、接した皆さんは、誰もが親切丁寧で、笑顔で接してくれた!
これは、明らかにトップ(教祖)の教えが良いから下々の信徒に、このような振る舞いが出来るのであろう。
あ〜、昨日今日は、とても良い2日間でした(^∀^)ノ
11/11/22 21:03
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