No.428 中国道の危惧… |
先月の事になるが、9年振りぐらいに「中国道」を走った。
なんだ〜奥山は、また長距離運転手に戻ったか?と思われそうだが、全くもって違います(笑)
なぜかと言えば、弊社に働いてた重機オペレーターが長崎県出身で、昨年夏に胃癌が見つかり、昨年暮れに仙台の病院に見放され、今年早々に帰郷し、残された余生を過ごしていたが、5月10日に他界されました…
4月末頃までは、月に2〜3回連絡を取り合っていたのですが、5月半ばに連絡を入れたら、携帯が解約されてるし…
もしやと思い、緊急連絡先の娘さんに連絡したら、やはり遅かった…(ToT)
とりあえず、6月になれば、4〜5日会社を留守にしても、どうにかなるので、その日を待って、宮城県を後にした。
久しぶりに走る北陸道、敦賀JCT〜舞鶴若狭道を経由し、中国道へと九州へ急ぐ!
だが、長距離運転手を引退して人間らしい生活をして早5年、やはり夜になると「眠くなる」
あと一息で九州だ!という地、山口県の小郡インターで、給油と宿泊の為、ピットインした。
翌朝、早起きし再び小郡インターから、目指すは長崎道の「そのぎ東」だ!
3時間くらいで目的地のお寺まで到着し、遺影とお骨に、手を合わせ、しみじみと心の中で、亡骸に話し掛け、お寺を後にした。
せっかく長崎県まで来たのだから、以前からテレビで紹介されて気になってた「マテ貝」を探す。
ハウステンボス近くのハリオという地区で真空パックを見つけ、帰宅してからのお楽しみに。
戻り足に、現在もクロカン活動をバリバリ続けている「廃道走破隊九州支部」がある太宰府に立ち寄り、数年振りに懐かしい顔の面々と、楽しい時間を過ごす。
帰り道は、明るい時間帯の中国道の美しい景色を同伴した妻に見せたくて、山口県に入って山陽道を分岐してすぐのパーキングで車中泊。
夜明けと共に目覚め、洗顔を済ませ、のんびりと中国道を流す。
周りの景色は、およそ9年前と、あまり変わらず、変わった事と言えば、広島県の七塚原パーキングで、とんたラーメンを食べようと思ったら、尾道ラーメンに変わっていた…
しかーし、相変わらず交通量が少ない! 以前は、食堂をやっていたパーキングで現在は閉店… なんていうパーキングもちょこちょこあった。
兵庫県〜山口県までを平行する、中国道と山陽道 中国道の交通量は、山陽道の30分の1くらい交通量が少ない!
昔、長距離運転手で中国道を頻繁に走ってた頃、90キロのオートクルーズで走っていて、2時間近く前の車にも追いつかず、そして他車にも追い越されない、なんて事もしばしばあったが、現在も変わらない。
ネクスコさんよ、中国道に対して何か手立てを打たねーと、廃れちまうよ!
17/07/02 21:58
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