No.177 潜在能力 |
今回タイトルに謳う「潜在能力」は、私達人間にもあるし、車や機械にもあり、これから色々な例え話をしますね。
人間に例えてわかりやすく説明すると、皆さんアニメのドラゴンボールは知ってますよね?
そう、あの悟空やベジータがサイヤ人から無敵のスーパーサイヤ人に変貌する奴です!
普通の生活で我々人類は、本来出せる能力や体力の3割程度しか出せてないそうです。 それが、自分の身に危機が迫ったりすると、本来の100%の能力を出すことが出来るらしく、それが俗に云う「火事場の馬鹿力」だそうです。 でも、そんな危機に身を晒さなくても潜在能力を引き出すことを可能にするのが「ドーピング」や「覚醒剤」です。
通常、使うことのない能力を無理やり引き出すのですから、薬の効果が切れた時の反動は「廃人」同様になるのは皆さんも想像がつきますよね? だから、取り締まりが厳しいのは当たり前で、現に私の周りにも「過去に薬やってたんだ…」といった輩も、たまに居て、そのような方々は老け込むのが通常の人間よりも異常に早く、大抵の方は早くに歯が抜け落ちたり、げっそり痩せこけたりする方が多々おり、薬が切れると死んだように丸1〜2日寝っぱなしで起きないとかの副作用?で、だから一昔前のコマーシャルに「人間辞めますか?覚醒剤辞めますか?」等といったキツい謳い文句が報じられた。 話は変わって今度は車に例えると、大抵一般市場に「商品」として出てくる車は、誰にでも乗りやすく耐久性や燃費を最優先し、デチューン(能力を抑えること)されて売り出される。 皆さんに一番わかりやすいのは、速度抑制装置(リミッター)が付いた「大型トラック」だろう。 えっ…?何で?って思う方がいると思いますが、今でこそ最高速度90キロが限界で、アップアップしながら走ってますが、リミッターが付く前の大型トラックは、そりゃあ速かったですよ! リミッターが付く前は、仙台〜大阪間7〜8時間で走れたんですから! リミッターが付いた現在では、ノンストップでも約11時間掛かって、ようやく着く感じだ… このように書くと皆さん、如何に大型トラックの潜在能力が殺されてるのが、おわかりでしょ? また、話をサファリのY61の4.8リッターガソリン車に例えると、カタログスペックこそ最高馬力が235馬力?だが、でも輸出用は280馬力だ! メーカーの開発陣に言わせれば「Y61は、コンピューターとマフラーだけ替えれば楽に300馬力以上出ますよ〜!」とのこと… そりゃあ、そうだろうなぁ〜、4.8リッターの24バルブツインカムで可変バルブタイミング機構まで備わったエンジンだもの! そして、これは昔、横浜で「ビーストズ・トレジャー」というショップの代表をしていた「永山さん」という方に又聞きした話なのだが、私が、こよなく愛して乗っているサファリに搭載のディーゼルエンジン「TD42T」もメーカーの開発テスト時点で、350馬力ものパワーを発揮したそうな! タービンは純正に付いている物と、ほぼ同じ物を使ってのテストだったらしいが、私が気になるのは噴射量は、どれくらいなのか?エンジン回転数は、どんだけ回したのか?と疑問だらけだ! また、ハコスカの愛称で昔みんなに愛された初代スカイラインGT-Rに搭載されたエンジン(2000tツインカム24バルブ)も、メーカーで開発した「R380」というプロトタイプレーサーのデチューン版だったらしく、過去のハコスカの歴史「ツーリングカーレース50連勝!」といった華々しい歴史を知れば頷けるはず。
とにかく、色々な物や機械、そして人間までにも「潜在能力」がある!というお話でした(^O^)/
皆さ〜ん、あなたの周りに普段大人しいけど、たま〜に「スーパーサイヤ人」に変貌するといった方は居ませんか〜?(笑)
変な誘われ方をしたら気をつけてね〜(^O^)
09/02/11 23:13
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