No.164 魔が棲む仙台ハイランド |
タイトルに、なぜ「魔が棲む」と謳ったかと言うと、約15年程昔、オートワークス主催のドラッグに、L28改3.1搭載の130Zで参戦時、1〜2回トライ時に13秒後半のタイムを叩き出し「なんか本調子が出ねーなぁ〜?」と思いつつ、3本目のトライ! そして悲しい事件が勃発した… えっ…!どんな事件かって? それは、スタートして間もなく、白煙と共にエンジンがフルブローし、コース内で止まってしまった… 帰ってからエンジンを降ろしてもらい、バラしてもらったら知らず知らずに5番ピストンが棚落ちしてたのが大きな原因で、今回のフルブローにつながった… 今回サファリにて、Gワークスドラッグ参戦もなぜか出走する前から調子がイマイチで「なぜかパワーが出ね〜(T_T)」状態での参戦。
案の定、走ってみたら絶不調…(;_;) スタートする前から白煙の嵐で、フカし続けてやっと黒煙に変わるコンディションで最悪…
走ってみたら、ロー、セコは、まともにフケず、3速でやっときれいにフケるといった状態… だが、なぜかいつものパンチが無い… 3本走ったが全てダメ…(T_T)
帰ってからポンプ屋さんと話をしたら、絶不調の原因は、ノズルらしく、取り外して預けたら「1〜4番は、半分死に気味で5番と6番は、すっかり死んでますよ〜奥山さん!」との答えが…
これじゃあ、パワー出ないのは当たり前で、ノズルの先端がイカレてて、燃料を綺麗な霧状に出来ない為、超不完全燃焼状態だったらしい… そのノズルがイカレた1番の原因は、タービンの風量に見合った大量の燃料を強制的に噴射させ、燃焼室の燃焼温度が急激に高くなる為で、ノズル先端がイカレるらしい。 実際、私のサファリに搭載している噴射ポンプの噴射量は、作ってくれたポンプ屋さん曰わく、ノーマルの1HDの噴射量の約3倍近くの噴射量を誇るらしい。 ドラッグは、また来年リベンジして、来年こそは、本来のパワーを爆発させ、ギャラリーを沸かせてやんねーとね!
また、長年仙台ハイランドでドラッグをやってる「古川のエンジン屋」曰わく「ハイランドには、魔物が棲んでんだ!ハイランドに着くまで絶好調だったマシンが突然、絶不調になったり、いきなり壊れたりするのさ!」との談。
そう言われてみると当てはまる事だらけで、130Zで、エンジンブローする前の大会では、ドライブシャフトがボッキリ逝き、次にエンジンブロー、そして今回は絶不調だけ?かと思ったら、なぜか5速ギアが逝ってて、現在もまだ「4速マニュアルミッション」状態(T_T)です。
08/11/23 21:11
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