No.344 プアマン耐久24時間1人レース(笑) |
一昨日の昼間、納品先の秋田から戻り、以前から約束していた愛知県のオートサービススキルさんまで、プラ〜っと遊びに行って来た。
そう、オーナーの山口さんは、知る人ぞ知る日本サファリスト協会の技術部長という肩書きを持つ方であり、サファリに関して分からない事が発生した場合、いつも電話での対応で問題を解決出来、大変お世話になっている 、とても有り難い方だ!
東日本大震災時も、いの一番に大量の食料物質を送ってもらい、ホント食べ物には困らなかった。
「そのうちサファリで顔出すからね〜」といって、早くも1年が過ぎた…
なぜ1年も伺わなかったの? もっと早くに行けたでしょう?と思われる方々がいらっしゃるでしょうが、それには、たくさんの問題があったからだ!
問題1 昨年2月に捕まって1発免停をくらい、免許の点数が戻るのを待っていた。(笑) 問題2 昨年〜今年にかけて、サファリのあちこちをリニューアルし、いくらでも具合の良い状態を見せたかった。
問題3 サファリはスタッドレスを履いていないので、いくらでも雪の多いシーズンを避けたかった。
などなどの理由により、結局この時期になりました。
出発は土曜日の夜9時過ぎに家を出て、途中のスタンドで燃料を満タンにし、ラジエーター液、オイル量、タイヤのエア圧、クリップボルトの増し締め等の簡単なチェックを行い、いざ出発!
仙台東インターから乗り、軽快にカッ飛んでいたら「んっ?燃料の減りが早いなぁ〜?」と思いきや、それもそのはず、携行燃料が40リッターに30キロの米袋、その他サファリのパーツで、荷物の量が約100キロ以上あり、ただでさえ重いサファリが軽快に走る事が事態が不思議な事である(笑)
よって、途中のスタンドで給油し、燃費を確認したら、なんとリッターあたり6キロしか走って無いし〜……
こりゃまずい… と思い、巡航速度を100〜110Km/hに落とさざるを得なかった。
そして、宮城県を出発して約6時間後、名古屋の少し手前の中央道内津峠パーキングエリア到着!
そこで約3時間程の仮眠を済ませ、朝10時過ぎにスキルさん到着!
お土産を渡し、サファリ談義に華を咲かせ、一緒に近所の台湾ラーメンを食べた後、スキルさんを後にする。
すぐそばの名神高速一宮インターから乗り、乗った途端に俺を挑発するベンツが居た! すかさずギアを4速に落とし、フル加速! あっという間にベンツに張り付き、奴は左車線へ…
そんな事ばかりしてるから燃費が落ちるし、お巡りさんからお世話になるのだろう…
つくづく自分の意志の弱さに呆れる…
ベンツをパスした後は、しばらく大人しく走り、快調に燃費運転が続く(^_^)v
中央道から長野道に切り替わり、やはり予想していた事態が起きた!
そう! オイラの友達?お巡りさんだ!
すぅ〜っと追い越した瞬間、覆面パトカーだと気づき、何事も無かった如く左車線に戻り、忍法「知らんぷり」をしていたのだが、数分後パトカーが右に並び「運転手さん、次のパーキングエリアに入って下さい!」との事…
言われるまま、パーキングに入り、以下お巡りさんとの会話 お巡りさん 「運転手さん、この車のタイヤはみ出してんじゃない?」 俺 「俺の腹と一緒で、出て来たのかなぁ〜…」 お巡りさん 「ところで、宮城県から来たみたいだけど、一体どうしたの?こんな所走って?」 俺 「津波で家が被害に遭った時、物質をたくさん送ってくれた人のトコまで恩返しの帰り道です!」
お巡りさん 「そうなんだ!運転手さんトコも被害に遭ったんだ?大変でしたね…」 俺 「とりあえず、俺と家族の命と、そしてこの相棒が無事だったから不幸中の幸いでしたね…」 お巡りさん 「そうか〜、たくさんの方が亡くなったもんね〜…」 「んじゃ、運転手さんの腹と一緒に車のタイヤのダイエットもして下さいね〜」 「最後にボンネットの中拝見したいのですが?」 俺 「こんなクラッシックカーのどこに興味あるんすか?」といって、ボンネットを開けた。 お巡りさん 「ほ〜、この車だったらパワーあるでしょ?」 俺 「そこらへんの乗用車並みですよ!(笑)」 お巡りさん 「道中まだ長いから十分気をつけて帰った下さいね〜」
との会話で幕が閉じ、俺はいつキップを切られるか、ドキドキハラハラものでした。
そして会話の途中で、言いたくても言えない言葉があった。 それは、「お巡りさんのゼロクラウンより早いよ!競争しようか?どうするぅ〜?」との言葉は、言いたくても絶対に言えなかったのは、言うまでもない(笑)
そして、長野道から上信越道に切り替え、群馬方面は軽井沢あたりで事故渋滞があったので、急遽新潟方面へ逃げ、上越から北陸道へ切り替える。
新潟から磐越道経由で東北道へ戻ろうと思ったが、本宮付近で再び渋滞があるみたいで、そのルートは止め、新潟からは日本海東北道へ
そして、中条本線ゲートをくぐり、次の降り口の荒川胎内インターから国道113号線へアクセス! そこからは、かつて知ったる道で、半分居眠りしてでもわかる道!(笑)
交通量も少なく、軽快に走れる!
途中の小国町は、いまだに道路脇の積雪は約3メーターくらいある!
山形県南陽市からは国道13号線へ切り替え、山形道の山形蔵王インターから再び高速へ乗り、家の近所のスタンド到着は、出発してからおよそ24時間後の夜9時で給油及び軽い洗車を済ませ帰宅する。
あ〜疲れた!
24時間以内で、およそ1600キロ近くも走ったのは久しぶりで、疲れがどっと出た!
昔5年くらい働いてた大虎運輸では、そんなのは日常茶飯事で、明け方に東北を出発して、夜11時頃には、1400キロも離れた福岡に到着してた仕事をこなしてたのだから、今思えばゾッとする…
そんなこんなで、お馬鹿さんの24時間耐久1人レースは無事に幕を閉じました!(b^ー°)
12/03/19 21:21
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